【カンタン解説】ハウスメーカーと工務店の違いとは?
家を建てる際に「ハウスメーカーと工務店、何が違うのだろう」と思ったことはありませんか?
本記事ではハウスメーカーと工務店の違いをそれぞれのメリット・デメリットを紹介しつつ、なるべくわかりやすく解説していきます。
ハウスメーカーとは
ハウスメーカーとは、独自のブランド持っており、全国展開している大きな会社のことです。
大和ハウス工業
積水化学工業(セキスイハイム)
ミサワホーム
住友林業
旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
パナソニック ホームズ(旧パナホーム)
トヨタホーム
など
*敬称略
ハウスメーカーの魅力の1つとして、ブランド力があります。
独自の仕様があり、仕様が統一化されているため、工期も短く、品質も一定のレベルが担保されているため安心感もあります。
工務店とは
工務店は地域密着型の小さな会社が多いのが特徴です。
工務店によって工法が違い、ハウスメーカーと比べてデザインの自由度が高いという点が特徴です。お客様の希望を聞きながら家を作っていくため、間取り、設備、内装などもすべて自由に考えることができます。
ハウスメーカーと工務店の違い
ハウスメーカーと工務店の大きな違いは以下です。
- その①・・・住宅プランの自由度
- その②・・・価格面
- その③・・・アフターメンテナンスの体制
順番に解説していきます。
住宅プランの自由度 |ハウスメーカーと工務店の違い①
ハウスメーカーと工務店では、住宅プランの自由度が違います。
ハウスメーカーは、自社プランを豊富に用意しており、そのプランの中から自分に合ったプランを選ぶ形となります。選択肢が限られているため、選択肢にないものを取り入れることが難しく、0からこだわって家を作りたい方にとっては不向きと言えるでしょう。
一方で工務店ではお客さまや土地に合わせて1から住宅プランを考えることが多いです。
「世界に一軒しか無い家を作りたい」
「土地が変形地でプランの家が建てられない」
などの場合に工務店であれば自由度の高い家を建てる事ができます。
価格面 |ハウスメーカーと工務店の違い②
ハウスメーカーは、建材の企画を揃えて大量生産が可能なため、建材の原価コストを下げることができます。しかし、テレビCM等の広告費を多くかけている場合が多いため、広告費が建築費へ影響を与え、建材に対しての価格は高くなっている場合があります。
一方で工務店では、建材を建てる家ごとに発注し揃える場合が多く、建材の単価を見ると割高に感じてしまうことがあります。
しかし、工務店ではハウスメーカーほど広告費をかけることは少なく、建材も建てる家に適している建材を都度調達しているので、結果として同じ家を建てる場合でもより安くその家、地域や気候にあった建材で家を建てることができます。
アフターメンテナンスの体制 |ハウスメーカーと工務店の違い③
家を建てた後の体制も大切です。
ハウスメーカーは、24時間365日いつでも対応のコールセンターを設けているなど、手厚いフォローをしてくれる会社が多いです。
一方工務店は、地元密着型が多いため、何かトラブルがあったときはすぐに駆けつけてくれる場合もあるだけでなく、工務店独自にOB会やイベントの案内など、より地域に根ざしたアルターフォローを受けれるのが特徴です。
まとめ
今回は、ハウスメーカーと工務店の違いついて紹介しました。
それぞれの特徴は以下のようになります。
ハウスメーカーと工務店の違い | ||
ハウスメーカー | 工務店 | |
住宅プランの自由度 | プランが決まっていることが多く、自由度は低め 品質が安定した家が良い方におすすめ |
自由度は高め 住宅にこだわりたい人におすすめ |
価格面 | 建材や設計費用は安いが広告費がかさみ、結果家の品質に対して割高になることも | 広告費の割合が少なく、ハウスメーカーと同じ使用の家であれば比較的安く作れる事が多い |
アフターメンテナンス体制 | 業者によるが、手厚いところだと、24時間365日対応のコールセンターがあり、安心 | 地域に根ざしている業者が多く、有事の際には駆けつけてくれる場合が多い
さらに地域イベントやOB会などが開催されることも。 |
それぞれにメリットとデメリットがあるため、違いをよく理解した上で、自分に合った方を選ぶ必要があります。
また当社は京都市山科区に事務所を構える工務店です。
京都市内で多い変形地や少し狭い区画でも一軒一軒お客さまのご希望をお聞きし、建築しております。
京都府下、滋賀県など京都市近郊で「家を建てたい」と考えている方は是非一度お問い合わせください。