【カンタン解説】内窓リフォームにかかる費用と工事の種類

内窓リフォームは、既存の窓の内側にもう一枚窓を取り付けるリフォームで住宅の断熱性能、防音性能、防犯性能が向上します。
内窓は二重サッシや二重窓、インナーサッシと呼ばれ流場合もあります。
今回は内窓リフォームにかかる費用の相場と、内窓リフォーム工事にはどのような種類があるのかなるべく簡潔に紹介していきます。
断熱性能を上げるリフォーム方法は別記事でも解説しています。
内窓リフォームの効果
内窓リフォームは以下のような効果が期待できます。
- その①・・・断熱効果
- その②・・・防音効果
- その③・・・防犯効果
断熱効果 | 内窓リフォームの効果①
内窓を追加することで、窓の断熱性能が向上し、室内の温度を一定に保ちやすくなります。
これにより、冬は暖房効果が向上し、夏は冷房効果が向上するため、エネルギー消費の削減にもつながります。
防音効果 | 内窓リフォームの効果②
内窓が外からの騒音を遮断するため、室内の静かさが保たれます。
特に交通量が多い道路沿いや騒音が気になる環境に住んでいる場合は、防音効果が大きいです。
防犯効果 | 内窓リフォームの効果③
内窓が追加されることで、窓が二重になり、防犯性が向上します。
これにより、犯罪被害のリスクが低減されることが期待できます。
内窓リフォームにかかる費用
内窓リフォームの費用は、窓の大きさや材質、内窓のグレードによって異なりますが、概算で1窓あたり10万円から30万円程度が一般的です。
例えば10ヶ所に窓がある住宅で全ての窓で内窓リフォームをする場合、費用は100万円~300万円が費用相場となります。
また腰高窓やキッチンの小窓部分など窓面積が小さい窓は4万〜6万円で施工できる場合もあり、逆に吹き抜け部分の高所にある窓など特殊な箇所にある窓に関しては別途足場代などの施工費が必要になる場合もあります。
内窓リフォームは既存の窓に内窓を設置するという内装リフォームの中でも比較的施工もカンタンに早く終わるリフォームですので最短1ヶ所1時間程度で施行できる場合もあり、早ければ一棟丸々施工した場合でも1,2日で施工が完了するケースがあります。
内窓リフォームの工事種類
内窓リフォームは既存サッシの内側にさらにもう一つ内窓を取り付ける工事です。
よく「ペアガラス(複層ガラス・二重ガラス)」と間違われることがありますが、ペアガラスは複数枚で構成される窓ガラスを指し、内窓とは別のものになります。
断熱性の向上を目指して施工する場合などは、既存の窓ガラスを撤去し、サッシの交換、既存の窓ガラスをペアガラスにする場合もあります。
この場合、サッシの撤去費用などサッシの入れ替え作業が必要になるので内窓施工のみをする場合に比べて、費用は高く、工期は長くなります。
混同してしまいやすいので気をつけるようにしましょう。
また、ご自身で違いがわからない場合などは、担当の工務店としっかりコミュニケーションをとりながら確認、相談して進めることをお勧めします。
まとめ
内窓リフォームの費用や工事の種類に関してカンタンに紹介しました。
内窓リフォームの費用は、窓の大きさや材質、内窓のグレードによって異なりますが、概算で1窓あたり10万円から30万円程度が一般的です。
10ヶ所に窓がある住宅で全ての窓で内窓リフォームをする場合、費用は100万円~300万円が費用相場となります。
内窓リフォームには「断熱効果の向上」「防音効果の向上」「防犯効果の向上」などの効果が期待できます。
比較的安価で費用対効果もよく、補助金などの対象にもなっていることが多いので興味のある方はお近くの工務店などにご相談してみてはいかがでしょうか。
当社は京都市山科区を中心に関西でリフォームを行っている工務店です。
内窓リフォームだけでなく、リフォーム全般・新築工事・解体など不動産にまつわることなら何でもご対応可能です。
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