【カンタン解説】リフォーム工事の流れと工期の目安を解説

【カンタン解説】リフォーム工事の流れと工期の目安を解説

リフォーム工事の内容が固まり、施工会社を選定して発注が終わっても、工事が完了するまでには多くのプロセスがあります。
今回は、リフォーム工事の準備から完成までの流れと、工事内容別の工期の目安について解説します。
  
リフォームの工事を契約するまでの流れは下記記事で解説しています。
>>【カンタン解説】リフォームの打ち合わせの流れを解説
 
 

リフォーム工事の流れを解説

 
リフォーム工事は以下の流れで進んでいきます。
 

リフォーム工事の流れ
  • その①・・・着工前に再度現地確認を実施
  • その②・・・工事中の仮設計画をチェック
  • その③・・・想定外は必ず中間確認
  • その④・・・引き渡し前に必ず完了検査
  • *リフォーム内容により一部変動する場合があります。

 
順に解説していきます。
 
 

着工前に再度現地確認を実施 | リフォーム工事の流れ①

 
着工のおよそ1週間前を目安に、施主(依頼主)・設計者・施工者の三者で着工前の現地最終確認を実施するようにしましょう。
最終的な施工内容を現地で照合するのはもちろんですが、工事の日程と時間帯についても良く確認しましょう。土日は作業するか?始業時間と終業時間は?といった内容です。
 
この最終確認の場で、最終図面とこれまでの打ち合わせ内容・工事金額を再確認し、覚え書きとして書面に残しておくことを強くおすすめします。工事期間中・完了時のトラブル回避につながります。
 
 

工事中の仮設計画をチェック
| リフォーム工事の流れ②

 
工事期間中の職人さんの駐車場やトイレについても要確認です。
路上への迷惑駐車や空地への無断駐車、仮設トイレの悪臭など近隣トラブルになることもありますので、しっかりと仮設計画をチェックすることがリフォーム工事成功のポイントです。
 
 

想定外は必ず中間確認 | リフォーム工事の流れ③

 
リフォーム工事は進行が早く、施主(依頼主)への確認を曖昧に進められてしまうこともあります。
工事の途中でも、構造や建物の劣化に関わる想定外の事象が発見された場合は、工事の手を止めて確認の場を設けるように依頼しておきましょう。進行を優先し、見なかったことにされてしまう恐れがあります。
 
 

引き渡し前に必ず完了検査 | リフォーム工事の流れ④

 
工事の完了=引き渡しではありません。
図面との照合、打ち合わせ内容の反映がされていることをチェックします。
最終確認の場で覚え書きを交わしていれば、その確認がスムーズになります。
 
 

【場所別】リフォームの工期目安

 
それでは、リフォーム工事に掛かる工期の目安としてはどれくらいでしょうか。
リフォーム工事の内容別に解説します。
 
 

間取りの変更・構造/断熱補強リフォーム | 【場所別】リフォームの工期目安①

 
部屋の間取りの変更を伴うリフォームは、住まいながら工事をすることは難しく、数か月単位での工期となるでしょう。
構造補強や断熱強化を伴う工事も、壁を剥がして施工する必要があるため同様です。
 
 

設備リフォーム | 【場所別】リフォームの工期目安②

 
設備のリフォームは、機器だけの交換の場合と部屋の改装を伴う場合で大きく変わります。
参考に、おおよその目安について記載します。
 

設備のリフォームの工期目安
  • 【キッチン】
  • キッチン本体の交換・・・1日
  • LDKの間取り変更を伴う交換・・・3~5日
  • 【トイレ】
  • トイレ本体の交換・・・半日
  • 和式便器を洋式便器に改装・・・約3日
  • 【浴室】
  • ユニットバスの入替・・・2日
  • 造作浴室をユニットバスへ改修・・・5日(基礎工事を伴う場合は10日)
  • 【内装リフォーム】
  • 1部屋の壁紙の張り替え・・・1日
  • 1部屋の塩ビシートの張り替え・・・半日
  • 1部屋の床フローリングの張り替え・・・2日(上張りの場合は1日)
  • 【外装リフォーム】
  • 外壁や屋根の塗装(足場を掛ける必要がある大規模なもの)・・・2~4週間
  • サッシの入替え(壁を壊してサッシを入替え)・・・1~2週間
  • サッシの入替え(既存の窓に内窓を追加)・・・半日〜*施工箇所により変動
  • *上記期間は目安であり、資材の仕入れ状況などにより変動する場合がございます。

 
 

まとめ

 
ここまで、リフォーム工事の流れと工事中の注意事項、内容別の工期の目安について解説してきました。
  
リフォームの工事を契約するまでの流れは下記記事で解説しています。
>>【カンタン解説】リフォームの打ち合わせの流れを解説
 
 
特に、住まいながらの工事は日常生活への負担も大きく、「聞いていなかった」「説明したはず」といったトラブルを招く危険がありますので、事前に良く協議しておく必要があります。
建築工事は段取りで8割方の出来が決まります。工事が始まってからでは修正が効かないことも多くありますので、入念な事前打ち合わせで施工中のストレスを回避し、仕上がりにも後悔のないリフォーム工事を実現させましょう。
 
当社では山科区を中心に京都市・京都府・滋賀県・大阪府など関西を中心にリフォーム・リノベーションを始めとした新築住宅の施工など建物・不動産にまつわる事業を行っております。
 
ご相談は無料ですのでお気軽にご相談下さい!