【カンタン解説】外壁のリフォームの費用と工事の種類について解説
外壁リフォームは、外観の美しさを保つだけでなく、建物の耐久性を高めるためにも重要なメンテナンスです。
しかし、外壁リフォームには様々な種類があり、費用もそれぞれ異なります。
例えば、外壁の色褪せや汚れを解消するために、塗装をする方法もあります。
また、古くなった外壁を撤去し、新しい外壁材を張り替える方法や、外壁にサイディングと呼ばれるボードを貼り付ける方法もあります。
今回は、外壁リフォームの中でも住宅のリフォームを想定して、外壁のリフォームにかかる費用と工事の種類について簡単に解説します。
外壁リフォームの工事の種類と費用
住宅の外壁リフォームには、以下のような種類があります。
- その①・・・外壁塗装
- その②・・・外壁張り替え
- その③・・・外壁カバー工法
順に解説していきます。
外壁塗装 | 外壁リフォームの工事の種類と費用①
外壁塗装とは、外壁の色褪せや汚れを解消するために、塗装をする方法です。
塗装の種類によって価格が異なりますが、30坪の住宅の場合、50万円〜120万円が平均的な費用相場です。
一戸建ての住宅の場合は塗料などの塗装代の他に足場代などが必要になることがあり、費用が高くなることがあります。
一般的には外壁を高圧洗浄した後に下地処理をして塗料を２回から３回塗ることが多いです。
また、塗料の種類によって、価格や耐久性能、発色の良さなどが異なります。
外壁塗装をする際は予算と相談しつつ、どのような塗料が良いのか工務店と相談しながら決めるようにしましょう。
外壁張り替え | 外壁リフォームの工事の種類と費用②
外壁貼り替えとは古くなった外壁を撤去し、新しい外壁材を張り替える方法です。
外壁貼り替え時の費用は、30坪の住宅の場合、150万円〜250万円が平均的な費用相場です。
張り替える外壁材や処分する既存外壁材の材質などによっても大きく変動します。
既存外壁の処分と新しく外壁を張るので工期や費用は高くなりますが、外壁の貼り替え時に内部のメンテナンスも同時にでき、結果として建物の寿命が伸び、一時的な費用は高くつくものの、長期的にみた際のコストパフォーマンスはよくなる場合もあります。
また、費用も重要ですが張り替えに際しては、断熱性や防音性など外壁材の特性にも注目しましょう。
外壁カバー工法 | 外壁リフォームの工事の種類と費用③
外壁カバー工法とは、既存の外壁の上から新しい外壁材を張り付けるリフォーム方法です。
張り替えに比べて、費用も抑えつつ工期も短く、耐久性や美観が向上するの魅力です。
費用の目安としては外壁塗装の2倍〜2.5倍になることが多く30坪の住宅の場合、100万円〜220万円が平均的な費用相場です。
下地処理や補修が必要な場合は、追加で費用がかかる場合があります。
既存の外壁に新しく外壁材を取り付けることになりますので断熱性や遮音性が向上します。
一方で建物全体の総重量は増しますので耐震性が少し下がってしまうというデメリットもあります。
また外壁カバー工法には、耐久性やメンテナンス性に優れますが、適切に施工されないと、風雨による浸水や雨漏りなどのリスクがあります。
施工業者の選定には注意しましょう。
まとめ
住宅の外壁リフォームは、建物の耐久性を高めるためにも重要なメンテナンスです。
外壁リフォームの工事の種類とそれぞれの目安費用は以下の通り。
- 外壁塗装・・・約50万円〜約120万円
- 外壁張り替え・・・約150万円〜約250万円
- 外壁カバー工法・・・約100万円〜約220万円
*上記費用は30坪の住宅の費用相場です。建物の状況や使用する外壁材、資材の高騰などの影響により変動することがあります。
外壁リフォームをする際には、自分の家の状況や予算に合わせて、適切な方法を選ぶことが大切です。
また、業者のリフォーム内容や費用に納得感がない場合は別業者に相見積もりを依頼し、費用やリフォーム内容に客観性があるか確認するようにしましょう。
また、「長期優良化リフォーム推進事業制度」など外壁のリフォームの内容次第では補助金や助成金が活用できる場合があります。
見積りと一緒に、「使えそうな補助金、助成金はないか」工務店に確認するようにしましょう。
当社は京都市を中心に関西でリフォーム・新築工事などを行なっている工務店です。
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