【注文住宅】ガレージハウスのメリット・デメリットを解説

【注文住宅】ガレージハウスのメリット・デメリットを解説

ガレージハウスとは

 
ガレージハウスとは車庫・駐車場と住居が一体となった物件のことを指します。
 
ガレージハウスの構造として、1階がガレージや玄関、2、3階がリビングなどの居住空間とする場合が多いです。
 
車庫部分が一体的になっている物件を「ビルトインガレージ」や「インナーガレージ」と呼ぶ場合がありますが、これらはガレージハウスに組み込まれているガレージ部分を指します。
 
 

ガレージハウスのメリット

 
ガレージハウスには以下のメリットがあります。
 

ガレージハウスのメリット
  • その①・・・土地が狭くてもガレージ(駐車場)を確保できる
  • その②・・・盗難、いたずらから車を守れる
  • その③・・・天候を気にせず出入りしやすくなる
  • その④・・・容積率の緩和処置の対象になる
  • その⑤・・・趣味空間として活用も出来る

 
 
順に解説していきます。
 
 
 
 

土地が狭くてもガレージ(駐車場)を確保できる | ガレージハウスのメリット①

 
ガレージハウスの場合、物件の他に駐車場・車庫を設ける必要がないため、狭い土地でもガレージを備えることができます。
 
特に山科区内などの京都市内では土地の価格が高いため、どうしても一区画ごとの土地面積が狭くなってしまうのが実状です。
 
「土地はあまり広くないが、駐車場も作りたい」というご希望を叶えれるのがガレージハウスの大きなメリットです。
 
 
 
 

盗難、いたずらから車を守れる | ガレージハウスのメリット②

 
車を野外に駐車すると、たとえそれが家の敷地内だとしても車にいたずらされたり傷つけられたりするということがあります。
 
ガレージハウス場合は、家の中に車を保管しているのと同じなので、盗難や損傷の危険から愛車を守ることができます。
 
 
 
 

天候を気にせず出入りしやすくなる | ガレージハウスのメリット③

 
ガレージハウスにすることにより、家から一歩も外に出ずに車に乗って外出できるようになります。
 
買い物での大きな荷物を持った場合や、子どもと一緒の場合にも安心して出入りすることができます。
 
また、車を屋内保管することにより雨風や日光による車の劣化も防ぐことが出来ます。
 
 
 
 

容積率の緩和処置の対象に | ガレージハウスのメリット④

 
ガレージハウスの場合、インナーガレージ(ビルトインガレージ)部分の面積は建延面積に含まれますが、容積率の緩和処置の対象になります。
 
ガレージ部分が建延面積の1/5以下であれば、容積率の計算からガレージ部分を面積を除外することができます。
 
この容積率の緩和処置により、インナーガレージ(ビルトインガレージ)を設けなかった場合と同様の居住面積を確保することができます。
 
 
 
 

趣味空間として活用も出来る | ガレージハウスのメリット⑤

 
インナーガレージ(ビルドインガレージ)は趣味空間として活用出来ます。
 
「車だけでなくバイクを保管、鑑賞する空間」
「キャンプ用品の保管、メンテナンスする空間」
「DIYで、ものづくりをする自分だけの空間」
「お子様の安心安全なプライベート公園」
など発想次第で様々な使い方ができます。
 
 
 

ガレージハウスのデメリット

 
一方でガレージハウスには以下ようなデメリットもあります。
 
 

ガレージハウスのデメリット
  • その①・・・騒音や排気の対策が必要になる
  • その②・・・間取りに制約が出る場合がある
  • その③・・・建設コストが高くなる

 
こちらも順に解説していきます。
 
 
 
 

騒音や排気の対策が必要になる | ガレージハウスのデメリット①

 
インナーガレージ(ビルトインガレージ)は建物内で車のエンジンをかけることになります。
騒音対策や排気ガスの対策を何も対策をしなかった場合、エンジン音が建物内に響いてしまったり、排気ガスがガレージ内に溜まりガレージ内の保管物が汚れてしまう場合があります。
 
エンジン音の他にもシャッターの開閉音などが発生します。
 
 
 
 

間取りに制約が出る場合がある | ガレージハウスのデメリット②

 
ガレージハウスにすることにより、間取りの自由度が少し減ってしまいます。
一階部分をガレージがある分、リビングや寝室などの居室の位置は自ずと1階ではなく、2階、3階になることが多いです。
 
またインナーガレージ(ビルトインガレージ)を設置するためにはガレージの間口を大きく取る必要があり、工法によっては建物強度が落ちてしまう場合があります。
 
 
 
 

建設コストが高くなる | ガレージハウスのデメリット③

 
ガレージハウスは建物とガレージを作るという性質上、建物だけを建てる場合に比べ建築コストが高くなってしまいます。
ただ、建物以外に別途駐車場に土地を賃貸、購入することを考えると建築コストは高くなるが、ガレージハウスを購入する方が結果として総じてコストが安くなる場合があります。
 
 
 
 

まとめ

 
ガレージハウスのメリット・デメリットを紹介しました。
 

ガレージハウスのメリット
  • その①・・・土地が狭くてもガレージ(駐車場)を確保できる
  • その②・・・盗難、いたずらから車を守れる
  • その③・・・天候を気にせず出入りしやすくなる
  • その④・・・容積率の緩和処置の対象になる
  • その⑤・・・趣味空間として活用も出来る

 
 
ガレージハウスは多くのメリットがありますが、デメリットもあります。
 
 

ガレージハウスのデメリット
  • その①・・・騒音や排気の対策が必要になる
  • その②・・・間取りに制約が出る場合がある
  • その③・・・建設コストが高くなる

 
 
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>>【提携工務店が解説】テクノストラクチャーのメリット・デメリット
 
 
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