【ウッドショック】建材コスト増に打ち勝つ!補助金活用で建築コストを抑制

コロナ禍やウクライナ侵攻の影響により、木材価格が高騰する「ウッドショック」をはじめ、数年前よりも建材が高くなっています。
木材の価格高騰は少しずつ落ち着いてきてはいますが、値段が下がる兆しは見えず、建材コスト増はしばらく続く予測がされています。
本記事では、建材コストが高騰していく中で、住宅価格を少しでも安く抑えるために家を建てる際、リフォームの際に活用できる補助金をいくつか紹介します。
家を建てようとしている方、建て替え、リフォームを検討している方はぜひご覧ください。
建材コスト増に活用できる補助金例
建材コスト増に活用できる補助金には以下のような補助金があります。
- その①・・・国産材転換支援緊急対策事業
- その②・・・こどもエコすまい支援事業
- その③・・・既存住宅における断熱リフォーム支援事業
- その④・・・住宅エコリフォーム推進事業
- その⑤・・・【京都府限定】京都府産木材を使用した住宅(新築・改築)に対する助成事業
順に解説していきます。
国産材転換支援緊急対策事業 | 建材コスト増に活用できる補助金①
国産材転換支援緊急対策事業はウクライナ情勢を受け、ロシア産の木材を使用していた箇所を、ロシア産以外の木材に変更する際に活用できる補助金です。
国産材転換と謳っていますが、ロシア産以外の木材であれば、要件を満たす形になっています。
元々ロシア産の木材を使用していた証拠が必要など、工務店やハウスメーカーによって活用できる場合と活用できない場合があります。
事前に確認し相談するようにしましょう。
詳しくは以下を参照ください。
>> 国産材転換支援緊急対策事業
こどもエコすまい支援事業 | 建材コスト増に活用できる補助金②
こどもエコすまい支援事業とは、子育て世代、若者夫婦世代を対象にZEHレベル基準を満たす新築住宅を建築する際に最大100万円支給される補助金です。
リフォームであれば子育て世代、若者夫婦世代でなくとも活用できる使い勝手のよい補助金です。
詳しくは以下を参照ください。
>> こどもエコすまい支援事業
既存住宅における断熱リフォーム支援事業 | 建材コスト増に活用できる補助金③
既存住宅における断熱リフォーム支援事業とは、省エネ効果(15%以上)が見込まれる高性能建材(断熱材、ガラス、窓、玄関ドア)を用いた住宅の断熱リフォームを支援する事業です。
こちらは新築でなく、リフォームで活用できる補助金です。
公募期間が令和5年8月10日(木)までと直近に迫っているので検討している方はお早めにご相談されることをお勧めします。
詳しくは以下を参照ください。
>> 既存住宅における断熱リフォーム支援事業
住宅エコリフォーム推進事業 | 建材コスト増に活用できる補助金④
住宅エコリフォーム推進事業とは、住宅をZEH基準の省エネ性の高い家へ改修、リフォームする際に活用できる補助金です。
住宅エコリフォーム推進事業は2050年のカーボンニュートラル実現に向け推進されている事業です。
カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量0になっている状態で日本政府は2050年までにカーボンニュートラルを目指すと2020年に宣言しています。
詳しくは以下を参照ください。
>> 住宅エコリフォーム推進事業
【京都府限定】 京都府産木材を使用した住宅(新築・改築)に対する助成事業
京都府産木材を使用した住宅(新築・改築)に対する助成事業は、新築・増改築時に京都府産の木材を使用することにより助成が受けられる制度です。
京都府内ので建てられる、もしくは増改築される建物に限りますが京都府内の森林整備や地場産業の活性化にもつながりますのでぜひご活用ください。
京都府以外でも同様の補助・助成制度が整備されている場合があります。ぜひ一度お調べください。
詳しくは以下を参照ください。
>> 京都府産木材を使用した住宅(新築・改築)に対する助成事業
まとめ
ウッドショックなど建材コストが高止まりしていますが、補助金制度や助成金制度も多く用意されています。
補助制度や助成制度をうまく活用することで品質の高いものを取り入れながら自己負担金額を減らすことができます。
当社は京都市山科区を中心にリフォーム・新築工事などを行なっている工務店です。
一件一件お客さまとお打ち合わせをしていく中で、それぞれのお客様に合った最適なご提案を行うよう努めております。
不動産のことならなんでもお気軽にご相談ください。