【カンタン解説】リフォームの打ち合わせの流れを解説

【カンタン解説】リフォームの打ち合わせの流れを解説

住宅のリフォーム工事の打ち合わせは多岐に渡ります。
ここでは、工事着工までの一般的な流れを説明します。
 
 

リフォームの打ち合わせの流れ

 
リフォームの打ち合わせは一般的に以下の流れで行っていきます。
 

リフォームの打ち合わせの流れ
  • その①・・・間取りの打ち合わせ
  • その②・・・構造の打ち合わせ
  • その③・・・設備の打ち合わせ
  • その④・・・内外装の打ち合わせ
  • その⑤・・・工事条件の確認
  • その⑥・・・総予算の確認
  • その⑦・・・図面の最終と工程の打ち合わせ

 
順に解説していきます。
 

間取りの打ち合わせ | リフォームの打ち合わせの流れ①

 
希望するリフォームで、建物の間取りを変更する必要があるかを確認します。
 
部屋の間仕切りを撤去し大部屋をつくったり、逆に仕切り個室をつくることも考えられます。
戸建てであれば増築も考えられますが、その場合は建築確認申請が必要かどうかでコストが大きく変わりますので、設計者によく確認しましょう。
 
給排水の配管工事はコストが高くなりがちですので、水回りの位置変更は極力避けるようにするのが無難です。
また、浴室リフォームでユニットバスを入れ替える場合は、周辺の壁を撤去しなければ納まらない場合もあるため要注意です。
 
 

構造の打ち合わせ | リフォームの打ち合わせの流れ②

 
壁や柱の撤去を伴う工事の場合、構造に影響が無いかを確認します。
 
図面上で判断できる場合もありますが、必ず事前に現地調査を実施してもらい、後で構造補強の追加費用が発生しないようにしましょう。
耐震改修を伴う場合は新たな耐力壁が設けられ開口部が制限されることが多いため、間取りの打ち合わせの前に検討する必要があります。
 
 

設備の打ち合わせ | リフォームの打ち合わせの流れ③

 
主に浴室やキッチン等の水回りの設備について検討します。
 
生活の質を上げるための更新はもちろんですが、耐用年数を超え老朽化した設備の更新も同時に検討すべきでしょう。
大規模なリフォームと同時に施工すれば、後で都度部分改修するよりも施工コストが抑えられるためメリットがあります。
 
 

内外装の打ち合わせ | リフォームの打ち合わせの流れ④

 
内装の床材や壁紙、外装のサッシやサイディングをサンプルを確認しながら決めていきます。
 
特にサッシを入れ替えする場合は、樹脂サッシやペアガラスが断熱性能が高くおすすめです。
サッシの入れ替えまではしなくても、室内側に樹脂製の内窓を設置して2重窓とすると断熱性能が大幅にアップします。
 
 

工事条件の確認 | リフォームの打ち合わせの流れ⑤

 
ある程度打ち合わせ内容が固まったら、そのリフォーム工事で発生する生活上の負担をリフォーム会社へ確認します。
 
工事中に発生する生活上の制限や、工事の作業時間です。
中古住宅購入時の入居前の工事であれば問題ありませんが、現在お住まいの住宅であれば住みながらの工事が可能かどうかで大きく負担も変わってきます。
 
 

総予算の確認 | リフォームの打ち合わせの流れ⑥

 
住まいながらの工事の場合、工事期間中の仮住まいに掛かる費用も含めて総予算を検討すべきでしょう。
 
リフォーム会社にとっても、施主が住まいながらの工事ではそれなりの養生や仮設の配慮と、施工できる時間が制限されることが多いため経費が多めに掛かってきます。
必ず着工前に、ここまでの打ち合わせ内容を反映した工事総額を再確認するようにしてください。
 
 

図面の最終と工程の打ち合わせ | リフォームの打ち合わせの流れ⑦

 
最後は今まで打ち合わせしてきた内容の振り返りです。
くどいようでも、重要なことは何度でも繰り返し確認しましょう。
 
 

【トラブル防止】打ち合わせで確認するべき点

 
リフォームの打ち合わせで一番大事なことは「予算を明確にする」ということです。
リフォームは、良くしようと思えばいくらでもよくできる世界です。
金額の着地点は打ち合わせの都度確認するようにしましょう。
 
後出しで追加が発生することは、お客様にとっても大きな負担になりますし、リフォーム会社にとっても計画通りに工事が進まないことは余計な経費が発生するため好ましくありません。
 
また、工事現場では予期せぬトラブルや想定外のケースも発生します。その場ですぐに意思決定を促されても難しいものがありますので、「こういったケースではこのように対応する」という優先順位と施工方針を明確にしておくと、工事会社とのトラブルの防止になります。
 
また、キッチンやユニットバスなどの設備や床材などの内装建材は、カタログの写真だけでは質感や使い勝手が分かりません。
毎日使用し生活のクオリティに大きく関わるものですから、ショールーム等で実物を見て確認するようにしましょう。
 
 

まとめ

 
ここまで、リフォームの打ち合わせの流れと注意すべきポイントを説明してきました。
繰り返しになりますが、手を掛けようと思えばいくらでも掛けられるのが住宅リフォームです。
工事が終わって請求金額にビックリ!とならないように、工事の優先順位をしっかりと把握し、ブレない姿勢で打ち合わせに臨みましょう。
 
また当社は京都市山科区を中心にリフォーム・新築住宅施工などを行っている工務店です。
リフォームをはじめ、住まいに関することならなんでもお気軽にご相談ください!