【地震の○割は日本で起こる】日本で地震が多い理由
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地震大国と言われる日本。
近年では東日本大震災をはじめ、毎年のように大きな地震が日本で起こっています。
実際に日本でどのくらいの地震が起きているのか、なぜ日本は小さい島国なのに、地震大国と言われるぐらい地震が多いのかを解説していきます。
世界中で起きる地震の○○パーセントが日本で起きている?
内閣府の発表によると、全世界のマグニチュード6.0以上の地震の18.5%が日本で起こっていると言われています。 *1
マグニチュード6.0以上の地震は、2004年から2013年の間に世界中1,629回起こり、その内302回が日本で起こりました。
しかしながら地球上における日本の国土面積の割合は約0.25%ほどしかありません。
約20%大型地震が0.25%という小さな島国付近で起こっていることが、日本が地震大国と呼ばれる所以です。
日本で地震が多い理由
ではなぜ、日本はここまで地震が多いのでしょうか。
日本で地震が多い理由として「日本の近郊で4つのプレートがぶつかっている」ことが挙げられます。
地球の表面は暑さ約100キロほどのいくつかの厚い岩盤に覆われており、これらの岩盤を「プレート」と呼びます。
日本は「ユーラシアプレート」「北アメリカプレート」「太平洋プレート」「フィリピン海プレート」と4つのプレートと呼ばれる大きな岩盤の上に乗っかる形で位置しています。
プレートは常に固定しているのではなく、海側のプレートが海底へ引き込まれるようにしてゆっくりと動いています。
この少しづつ動いていったプレートがバネのように元の位置に戻ろうとしたり、動きに耐えられず、プレートが割れたりヒビが入ってしまう際に、プレートは大きく動き、これらの動きが「地震」になります。
日本は4つのプレートの交差点に位置している為、それぞれのプレートの接点において地震が起こりやすくなっており、結果として世界中の約20%の地震が起こる地震大国になっています。
まとめ
日本は国土面積において、地球上の0.25%しかない小さな島国ですが、全世界のマグニチュード6.0以上の地震の18.5%が日本で起こっています。 *1
これらの原因は、日本が4つのプレートの上に位置しているという立地にあり、日本で住まう以上は避けられない問題であります。
さらに近年は、東日本大震災のような従来では想定できないような大型地震が起こっています。
南海トラフ地震もいつ起こってもおかしくないようなプレート状況と言われています。
当社では地震に強い「テクノストラクチャー工法」を取り入れた家づくりを行っています。
テクノストラクチャー工法については以下で紹介しています。
また、地震対策は以下で解説しています。
日本で住むにあたり、地震は避けては通れません。
長く、安心して住まうために、家族を守るために地震に強い家づくりをしませんか。
*1 参照日本の地震 これまでとこれから|知りたい!地震へのそなえ|国土交通省